ライトノベル読む人の中で、自分は結構年齢上だと思いますがそれでもリアルタイムでわかる話題が出てくるのは、ティーンズハートや前田珠子が出てくる100ページ近くです。まあ帯に「ライトノベル30年史」って書いてあるので当然でしょう。
語り手の一人が女性なためか、結構少女向けの話も出てきて嬉しかったです。ただファンタジーでもSFでもない当時流行っていた少女向け(まんが家マリナとか)も取り上げて欲しかったなと思います。
でも少女向けと少年向けって起源が違うっていうのは本当なんでしょうか? ちょうど両方ともファンタジーが流行りはじめた頃からの読者なので同じようなものだと思っていたんですが。
ライトノベル☆めった斬り! Official
Siteで掲載されていたブックガイドの既読調査をしていたので、挑戦してみました。シリーズのうち一冊でも読んだことがあれば、チェックとの条件なので意外と多いです。
002 (1980-p121-d),《クララ白書》《アグネス白書》氷室冴子(1980〜1983)
004 (1981-p123-d),《星へ行く船》新井素子(1981〜1992)
006 (1982-p125-e),《銀河英雄伝説》田中芳樹(1982〜1988)
008 (1983-p126-e),『少女小説家は死なない』氷室冴子(1983)
009 (1984-p128-c),《なんて素敵にジャパネスク》氷室冴子(1984〜1991)
010 (1984-p129-c),《丘の家のミッキー》久美沙織(1984〜1988)
012 (1986-p131-d),《アルスラーン戦記》田中芳樹(1986〜)
015 (1987-p133-c),《創竜伝》田中芳樹(1987〜)
016 (1988-p134-d),《エフェラ&ジリオラ》ひかわ玲子(1988〜)
017 (1988-p135-e),《ロードス島戦記》水野良(1986〜1993)
020 (1988-p137-d),《天使》折原みと(1988〜1995)
021 (1988-p138-c),《風の大陸》竹河聖(1988〜)
022 (1988-p138-a),《魔獣戦士ルナ・ヴァルガー》秋津透(1988〜1993)
023 (1989-p139-c),《ハイスクール・オーラバスター》若木未生(1989〜)
024 (1989-p140-a),《フォーチュンクエスト》深沢美潮(1989〜2003)
026 (1989-p141-c),《破妖の剣》前田珠子(1989〜)
027 (1989-p142-b),《無責任》吉岡平(1989〜1991)
028 (1990-p143-b),《スレイヤーズ!》神坂一(1990〜2000)
029 (1990-p168-b),《炎の蜃気楼》桑原水菜(1990〜2004)
031 (1990-p169-e),《星虫》岩本隆雄(1990〜)
034 (1991-p172-f),『ヘルメハイネの水晶の塔』井辻朱美(1991)
035 (1991-p172-b),《蓬莱学園》新城カズマ(1991〜)
036 (1992-p173-b),《ヴィシュパ・ノール変異譚》水杜明珠(1992〜)
037 (1992-p174-c),《十二国記》小野不由美(1992〜)
038 (1992-p175-e),『六番目の小夜子』恩田陸(1992)
039 (1993-p176-c),《デルフィニア戦記》茅田砂胡(1993〜1998)
043 (1993-p180-c),《封殺鬼》霜島ケイ(1993〜)
045 (1994-p182-b),《魔術士オーフェン》秋田禎信(1994〜2003)
046 (1995-p182-f),『タイム・リープ あしたはきのう』高畑京一郎(1995)
049 (1996-p184-d),《ブラックロッド》古橋秀之(1996〜2000)
050 (1996-p185-b),《楽園の魔女たち》樹川さとみ(1996〜2004)
051 (1996-p186-c),《星界》森岡浩之(1996〜)
052 (1996-p187-d),《電脳天使》彩院忍(1996〜1998)
055 (1997-p189-c),《ちょー》野梨原花南(1997〜2003)
056 (1997-p190-d),《月の系譜・桜の系譜》金蓮花(1997〜)
058 (1997-p191-c),《西の善き魔女》荻原規子(1997〜1999)
060 (1997-p193-c),《都市》川上稔(1997〜)
061 (1998-p193-a),《ブギーポップ》上遠野浩平(1998〜)
062 (1998-p194-b),《フルメタル・パニック》賀東招二(1998〜)
063 (1998-p195-e),《ペリペティアの福音》秋山完(1998〜1999)
064 (1998-p195-d),《マリア様がみてる》今野緒雪(1998〜)
065 (1998-p196-b),《ラグナロク》安井健太郎(1998〜)
067 (1999-p198-e),《EDGE》とみなが貴和(1999〜)
070 (1999-p200-c),《スカーレット・ウィザード》茅田砂胡(1999〜2001)
071 (1999-p201-c),《流血女神伝》須賀しのぶ(1999〜)
075 (2000-p236-b),《キノの旅》時雨沢恵一(2000〜)
076 (2000-p237-b),《まるマ》喬林知(2000〜)
077 (2000-p237-d),《虚空》上遠野浩平(2000〜2002)
079 (2000-p239-c),《猫の地球儀》秋山瑞人(2000)
081 (2001-p241-c),《A君(17)の戦争》豪屋大介(2001〜)
083 (2001-p242-c),《イリヤの空、UFOの夏》 秋山瑞人(2001〜2003)
085 (2001-p244-f),『かめくん』北野勇作(2001)
086 (2001-p245-b),《トリニティ・ブラッド》吉田直(2001〜)
088 (2001-p246-f),『紫骸城事件』上遠野浩平(2001)
089 (2001-p247-e),『失踪HOLIDAY』乙一(2001)
094 (2003-p251-d),《七姫物語》高野和(2002〜)
56ですね。平均はどのくらいなんでしょう。これに答える時点でかなりのライトノベル好きな気がしますし。一冊でも読めばという条件なので平均も意外と高そうです。
私も『ルナ・ヴァルガー』とか『A君(17)の戦争』あたりは一冊しか読んでない気がしますし。『ヘルメハイネの水晶の塔』は図書館で読んだ記憶はあるのですが、中身の記憶がありません。そういえば『電脳天使』は好きだったんですが、どう考えても他に比べてマイナーだった気がします。改めて見ると選考基準がちょっと謎です。
今の時点ではブギーポップシリーズが一番のようですが、結果楽しみです。